システムエンジニアとして長く活躍するためには、将来のためのキャリアプランを早いうちから検討することが大事です。必要に応じてキャリアチェンジするのも一考です。
もしキャリアチェンジするのであれば、将来性の有望な分野に進出しましょう。将来性があれば、長きにわたって需要が高止まりするので息の長いシステムエンジニアになれます。では具体的にどのような分野に将来性があるのでしょうか。
まずはクラウドサービス関連です。近年多くの企業がクラウドサービスを利用するようになってきています。生産性が向上しますし、業務効率化も期待できるからです。クラウドサービスに関する勉強をいち早く始め、関連する資格を取得しておけば今後の転職活動で有力な武器になりえます。
IoT分野も将来性が期待できます。特にIoTの中でも注目されているのが、医療の世界です。体に関する各種データを蓄積して、今後の健康管理につなげていくこともできます。また家電のIoTサービスも増えてきています。家電をスマホで遠隔操作する技術などは注目されています。特に今後ますます高齢化社会が進んでいき、高齢者の人口に占める割合も高くなるだろうと予測されています。高齢者になると足腰も弱くなり、移動がおっくうになりがちです。そんな時に身の回りの家電をスマホなどで操作できれば、動き回る必要もなくなります。IoTのデータ収集ではAIの学習データやビッグデータも必要になるので、こちらの分野に進出するのも選択肢の一つです。